◆武相9−8東海大相模

 高校野球の県春季大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)は4日、横浜スタジアム(横浜市中区)で決勝を行い、武相が9―8で東海大相模に競り勝ち、42年ぶり6度目の頂点に輝いた。

 武相は3―3で迎えた五回、平野敏久(3年)、広橋大成(同)の連打などで2点を勝ち越し。七回も2死から金城楽依夢(同)、大久保快人(同)の連打などでさらに2点を加えた。先発した背番号10の三上煌貴(2年)は12安打されながら粘りの投球で完投した。終盤に守備の乱れが相次いだが、しのぎ切った。

 東海は四回に長尾幸誠(3年)、五回に島村宏斗(2年)がソロ本塁打を放ちその後も追い上げたが、4投手で計15安打を浴びて及ばなかった。

 両校は18日から群馬県で行われる関東大会に出場する。