◆東海大相模8−9武相

 東海大相模は長尾と島村がそろってソロ本塁打を放った。

 準々決勝・桐光学園戦でも貴重な一発を見舞った長尾は「いい感じで内側のボールに反応できた」。八回にも適時打をマークし、「つながりを持って、いい場面で打てた」と振り返った。

 三回からマウンドに立った島村は、五回に右越えのアーチ。「自分が点を取られたので、自分が取り返そうと思った」。前日(3日)横浜戦の藤田を思い出させる弾道に「同じ左腕だし、ピッチングでもエースに近づけるよう成長していきたい」とうなずいた。

 ただ、惜敗に2人とも笑顔はなし。「頂点を取れるように頑張りたい」と長尾。島村も「関東大会は負けない気持ちで挑んでいきたい」と、気合を入れ直した。