神戸市西区の『神戸市埋蔵文化財センター』で、4月20日から6月23日までの間、春季企画展「遺跡食堂」が開催されています。

人類700万年の歴史において、「食」はもっとも大切なテーマのひとつ。そして現在の私たちの生活も、祖先が歩んできた「食」の歴史なくしては存在しませんでした。本展示は、神戸とその周辺地域の遺跡情報を分析して見えてきた、昔の人々の"食生活”について紹介する内容です。

期間中は展示室にて、遺跡から出土した食器や食材の化石、農具など、昔の食にまつわる様々な資料が展示されるほか、講演会「西日本における米調理法の移り変わり」や関連イベントを実施。

また、限定開催のワークショップ「実験!昔のおコメの食べ方は?」では、昔はどのようにしてお米が食べられていたか、いろいろな方法で試すことができるほか、「 ”蘇”をつくってみよう」では古代に食べられていたという「幻の乳製品」”蘇”を実際に再現します。 

<担当者コメント>
展示では、遺跡から出土した、昔の人々が食べていた食材をご紹介しています。展示をご覧になって、ああ食べてみたいな〜と思っていただけるとうれしいですね。

<記者のひとこと>
過去から現代へ、人類に共通するテーマ「食」を通して、当時の暮らしについて知れるなんとも魅力的な展示!現代との共通点を探すのも楽しそう♪

開催期間
2024年4月20日(土)〜6月23日(日)
場所
神戸市埋蔵文化財センター
(神戸市西区糀台6-1 西神中央公園内)
時間
10:00〜17:00
※入館は16:30まで
定休日
毎週月曜日(祝日・振替休日は開館)
(※5月7日が休館)