写真編集アプリを使って運転免許証を改ざんし、元勤務先に提示したとして、兵庫県警飾磨署は7日、有印公文書偽造・同行使の疑いで兵庫県姫路市の電気工事業の男(36)を逮捕した。

 逮捕容疑は2021年9月、自分の運転免許証の有効期限などを改ざんした画像を、同月、岡山県内の電気工事会社に就職する際にLINE(ライン)で同社に送信した疑い。調べに「会社に雇ってほしかった」と容疑を認めているという。

 同署によると、18年3月に男の運転免許は取り消されており、男は免許証の画像を同アプリで書き換えて改ざん。カラー印刷してラインで同社に送ったという。今年4月に人身事故を起こし、無免許運転の疑いで逮捕された際、偽造した免許証を所持していたことから発覚した。