二十四節気の一つ「立夏」の5日、兵庫県内は高気圧に覆われ、各地で晴天が広がった。最高気温は豊岡で30・1度と2日続けて真夏日を記録し、香住(29・7度)や福崎(27・2度)、姫路(25・1度)など県内10地点で夏日となった。「こどもの日」にも重なり、大勢の家族連れらが屋外でのレジャーを楽しんだ。

 神戸は最高気温が23・5度まで上がり、5月中旬並みの陽気に。神戸市東灘区の住吉川では、水遊びや生き物観察で元気な歓声を響かせる子どもたちの姿が見られた。

 神戸地方気象台によると、6日の県内は前線や湿った空気の影響で断続的に雨が降り、日中の最高気温は神戸と豊岡が22度、姫路は21度、洲本で20度となる見込み。(斎藤雅志)