がん手術中、頸動脈切る 後遺症の60代男性に2060万円賠償 三田市民病院「医療過誤明らか」
市によると、男性は2020年12月、市民病院で喉頭がんの手術を受けた。医師が手術中、男性の左総頸動脈を誤って切断し、すぐに縫い合わせたが、脳梗塞が認められ高次脳機能障害を発症。翌年1月にリハビリテーション専門病院に転院し、退院後もリハビリを行ったが後遺症が残ったという。
市は「診療状況を再度確認したところ、医療過誤があったことは明らか」と認め、賠償金を支払う方針を決めた。(橋本 薫)
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright(C) 2024 神戸新聞社 記事、写真など一切の無断転載を禁じます。