高校野球の春季兵庫県大会(神戸新聞社後援)第3日は20日、G7スタジアム神戸など4球場で2回戦の残り8試合があった。昨年秋の県大会覇者で、選抜大会準優勝の報徳は尼崎小田に3−1で逆転勝ち。昨夏の兵庫大会2位の明石商は、37年ぶり出場の神戸に5−4で競り勝った。神戸は5点差から追い上げたが、67年ぶりの1勝はならなかった。

 姫路西は先発渡辺が17奪三振と好投し、4−1で市尼崎を下して春の県大会初勝利。明石は彩星工科に5−2で逆転勝ちし、12年ぶりに今夏の兵庫大会第1シードをつかんだ。西脇工は4−3で武庫荘総合を退けた。

 神戸弘陵はプロ注目右腕村上が八鹿打線を完封し2−0で勝利。東洋大姫路は露本主将がソロ本塁打を放ち、3−0で三田学園を破った。神戸国際大付は12−3で津名に七回コールドゲーム勝ちした。

 春季県大会第4日は21日、2球場で3回戦4試合が行われる。


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