口永良部島の噴火警戒レベル 「3」に引き上げの可能性
鹿児島地方気象台によりますと、口永良部島では4月に入ってから、古岳火口付近の浅い所を震源とする火山性地震が多い状態となっています。
また、古岳火口付近では山体の膨張を示す変動も観測されています。
このため鹿児島地方気象台は、口永良部島の火山活動がさらに高まった場合は、噴火警戒レベルを入山規制の3に引き上げる可能性があるとしています。
口永良部島の噴火警戒レベルは3月27日、3から2に引き下げられていて、鹿児島地方気象台は現在、火口からおおむね1キロでは大きな噴石や火砕流への警戒を呼びかけています。