トヨタのポーランド法人が「ヤリスクロス」の一部改良モデルを発表し、ユーザーから反響が集まっています。

日本はまだ!? 「ヤリスクロス」マイナーチェンジモデルが気になる!

 トヨタのポーランド法人は、コンパクトSUV「ヤリスクロス」の一部改良モデルを2024年1月15日に発表しました。
 
 パワーアップした新ヤリスクロスに対し、日本ユーザーからも反響が集まっています。

 2020年4月に登場したヤリスクロスは、トヨタがグローバルで展開するコンパクトSUVです。

 コンパクトカー「ヤリス」と同じTNGA GA-Bプラットフォームを採用しています。

 ボディサイズは全長4180mm×全幅1765mm×全高1595mmで、日本仕様(全長4185mm-4200mm×全幅1765mm×全高1580-1590mm)とほぼ同等です。

 今回の一部改良では、新たなハイブリッドシステムが追加されました。

 新ハイブリッドには、大型で強力な2モーターや改良されたPCUコントロールユニットを採用。

 最大出力130馬力、トルク185Nmを発揮し、従来よりも高出力なシステムとなっています。

 駆動方式は、前輪駆動とインテリジェントAWD-iの選択が可能。前輪駆動のハイブリッドでは0km/hから100km/hまでの発進加速は10.7秒、インテリジェントAWD-iでは11.3秒で加速し、優れたパフォーマンスを実現します。

 グレードは6種類がラインナップされていますが、新ハイブリッドシステムは「エグゼグティブ」「GR SPORT」「プレミアムエディション」の3グレードに搭載されます。

 グレード別では、エグゼクティブには「ナノイーX」搭載オートエアコンや、12.3インチのデジタルディスプレイを装備。

 GR SPORTでは、専用の18 インチ GR SPORT アルミニウム リム、215/50 R18 タイヤを装着するほか、室内にはスエード製の装飾、各所に施される赤いステッチがアクセントとなっています。

 さらに「プレミアムエディション」は、今回の一部改良を記念した特別仕様車で、ボディにはアウトドアに映えるグリーン「アーバンカーキ」が採用されるほか、ドアパネルの加飾ラインなどにボディ色と合わせてグリーンのアクセントを施しています。

 ヤリスクロスの一部改良モデルの価格は、前輪駆動モデルが10万9900ズウォティ(約402万円)から、AWD-iドライブモデルが12万5900ズウォティ(約461万円)からです。

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 ポーランドで発表された新ヤリスクロスに、「カッコイイ!」「なんで日本より海外の方がかっこいいんだろう」といった声や、「値段高いなあ」などさまざまな反響が集まっています。

 なかには、「新色のヤリスクロス欲しい!」と日本ユーザーからも熱望する声も寄せられており、日本での新型モデル登場に期待が高まる様子がうかがえます。