トヨタ「ヤリス アドベンチャー」というモデルがかつてありました。どのようなモデルなのでしょうか。

 米国トヨタは過去に「ヤリス アドベンチャー」というモデルをお披露目しました。
 
 どのようなモデルなのでしょうか。

 毎年4月1日はエイプリルフールとして「ウソをついても良い日」として世界的に認知されており、企業や団体がエイプリルフールネタを発表し、度々話題となります。

 米国トヨタが「ニューヨークモーターショー2019」にてお披露目したヤリス アドベンチャーもそのひとつです。

 これは当時、米国で販売されていて北米ヤリスをベースにピックアップトラック化したもの。

 なお当時の北米ヤリスは、マツダ「マツダ2」のOME車となっていました。

 見た目はフロントこそ北米ヤリスですが、リア部分を完全にピックアップトラックのような造形となっています。

 ノーマルのヤリスは5人乗りですが、このヤリス アドベンチャーの乗車人数は2名。運転席・助手席の後方には収納スペースが存在するものでした。

 1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンに6速ATを組み合わせたパワートレインを搭載しています。

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 また同じく2019年にはオーストラリアトヨタもエイプリルフールネタとして「ハイエース」をベースにした「ハイエースコンバーチブル」をお披露目。

 これは屋根が無い世界初のハイエースだと言い、2人乗りのロングホイールベース(LWB)、スーパーロングホイールベース(SLWB)、5人乗りのLWBクルーバン、12人乗りのSLWBコミューターバスなど複数の仕様を用意すると明かしていました。

 さらにはオプションで「パイエース」と呼ばれるパイ用のビルトインオーブンも設定するなど、オーストラリア人の大好物であるミートパイがいつでも食べられる仕様となってます。

 一方、最近ではトヨタが水素エンジンを搭載したモデルを複数開発し、モータースポーツや商用利用で市販化を目指しています

 こうしたことからも、今後はエイプリルフールネタを超える凄い技術が市販化されていくことでしょう。