ホンダはコンパクトSUV「ヴェゼル」のマイナーチェンジモデルを2024年春から発売します。今回はそんな新型ヴェゼルの豊富なカラーバリエーションを紹介します。

オシャレなグリーンもアリ!新型ヴェゼルのカラーバリエーション

  2024年3月14日、ホンダはコンパクトSUV「ヴェゼル」のマイナーチェンジを発表、同車の発売は2024年春とされています。詳しい発売日は公開されていませんが、ホームページではすでに先行公開も行っており、登場までは「秒読み」といった所です。

 今回はそんな「ヴェゼル」のカラーバリエーションについて紹介します。

 ヴェゼルは、ホンダが2013年に発売したコンパクトSUV。SUVとクーペを融合させたデザインや、運転支援機能「ホンダ センシング」による安全・先進機能などが市場で評価されています。

 現行モデルは2021年4月に発売した2代目。クーペライクなスタイリングをさらに際立たせると共に、水平基調のスクエアなデザインを採用しています。

 今回のマイナーモデルチェンジでは「EXPAND YOUR LIFE(人生を広げる)」をグランドコンセプトに設定。現行モデルで好評を得ているシンプルでクリーンなスタイリングはそのままに、フロントグリルやフロントバンパーを変更して存在感のあるデザインを目指しました。

 さらに、VEZELに搭載しているホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」はエネルギーマネジメントの制御性をアップデート。街乗り時のエンジン音を低減しつつ、ドライバー操作に対する応答性を上げています。

 グレードは「e:HEV X」「e:HEV Z」「e:HEV PLaY」「G」を引き続き展開。ただし、いくつかのグレードに、追加パッケージが設定されます。

 まず、ベースグレードの「e:HEV X」にアウトドアテイストを追加した「HuNT(ハント)パッケージ」が登場しました。エクステリアには専用のルーフレールやアルミホイール、フロントロアガーニッシュを採用。また、インテリアには緑やグレーをあしらった専用カラーを追加しました。

 さらに、「e:HEV Z」グレードに「PLaYパッケージ」が登場。これにより、AWDが選べるようになった他、パノラマルーフの有無を選択可能となりました。

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 カラーバリエーションにも変化が出ています。具体的には「スレートグレーパール」「シーベッドブルーパール」「ボタニカルグリーンパール」の3色が新しく登場しました。

 「スレートグレーパール」は、コンパクトカー「フィット」などにも採用されている明るめの淡いグレーになっています。こちらは、以前のヴェゼルにおける「メテオロイドグレー・メタリック」の代わりといえます。

 「ボタニカルグリーン・パール」はグレーが混ざったような緑色で、上品さとタフさを両立した、シックなカラーになっています。同じく、2024年春にデビューする予定の「N-VAN e:」にも採用されています。

 「シーベッドブルーパール」は落ち着いた深い青色となります。さほど明るい色味ではないですが、その分ドッシリとした高級感を醸し出しています。

 モデルごとに見ると、「e:HEV X」「e:HEV Z」「G」グレードには、「プラチナホワイトパール」「プレミアムサンライトホワイト・パール」「クリスタルブラックパール」「プレミアムクリスタルレッド・メタリック」の4色は引き続き用意。これに加え、前述の「スレートグレーパール」「シーベッドブルーパール」「ボタニカルグリーンパール」の3色を追加しました。

 新登場となる「e:HEV X・HuNTパッケージ」では、「プラチナホワイトパール」「クリスタルブラックパール」に「スレートグレーパール」「シーベッドブルーパール」「ボタニカルグリーンパール」を加えた5色を展開します。

 「e:HEV Z・PLaYパッケージ」は2トーンのボディーカラーのみを展開。「プレミアムサンライトホワイト・パール&ブラック」「クリスタルブラックパール&シルバー」に、新色を組み合わせた「スレートグレーパール&ブラック」「ボタニカルグリーンパール&ブラック」「シーベッドブルーパール&シルバー」を用意しています。