7日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅反落した。前日の米国市場で主要な株価がいずれも下げたことを嫌気し、売り注文が優勢となった。下げ幅は一時500円を超え、節目の3万3000円を割り込んだ。

 午前終値は前日終値比545円96銭安の3万2899円94銭。東証株価指数(TOPIX)は28.33ポイント安の2358.87。

 前日の米国市場でダウ工業株30種平均などが下落した流れを引き継いだ。平均株価は前日に600円超上げたこともあり、値がさの半導体関連を中心に幅広く売られた。

 世界経済の先行き懸念から前日のニューヨーク原油先物相場が下落したことも重荷となった。