【ニューヨーク共同】20日の欧米外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=151円82銭と昨年11月中旬以来、約4カ月ぶりの円安ドル高水準を付けた。2022年10月に付けた安値の151円94銭に迫った。

 日米の金利差が開いた状態が続くことが意識され、円売りドル買いが膨らんだ。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)がこの日公表した経済見通しで年内に3回利下げするとの予測を維持したため、その後は円が買い戻された。

 ニューヨーク外国為替市場の円相場は午後5時現在、前日比37銭円安ドル高の1ドル=151円19〜29銭。ユーロは1ユーロ=1.0917〜27ドル、165円16〜26銭。