【台北共同】台湾衛生福利部(衛生省)食品薬物管理署は25日、小林製薬が製造し使用中止を呼びかけたサプリメントと同じ紅こうじ原料を、台湾の業者2社が輸入していたことが判明したと発表、回収を指示した。財政部(財務省)国庫署も24日、宝酒造が自主回収の対象にした日本酒を業者2社が今年輸入していたと明らかにし、自主回収を促す方針を示した。

 食品薬物管理署は台湾の全ての食品業者に対し、問題の紅こうじ原料に関連する製品の使用や販売の停止を要求。関連製品の輸入検査申請の扱いも既に停止したという。

 同署は日本に旅行に行く台湾人に対しても、関連の製品を購入しないように求めた。