旅行大手のJTBは4日、今年のゴールデンウイーク(GW)期間(4月25日〜5月5日)の旅行者数が前年より1.8%増の2332万人になるとの見通しを公表した。新型コロナウイルス感染拡大前の2019年の2494万人には届かないが、9割超の水準まで回復すると見込んだ。

 昨年のGW明けに新型コロナ感染症が5類に移行してから初のGWだが、国内旅行は物価高の影響もありほぼ前年並みの2280万人と予測。移動手段は車がやや減る一方、鉄道や航空機などの公共交通機関が増える。

 海外旅行は52万人と前年の31万人の約1.7倍に増加する見込み。