17日夜の地震で、愛媛県宇和島市にある市総合体育館の大競技場(アリーナ)入り口付近の天井が幅15m程度にわたって崩れ、床に落下した。アリーナは広さ1700平方m、観客席は約900ある。バスケットボールなどで普段使われているが、当面使用を停止する。

 余震が続き片付けられないため、18日夕も天井がむき出しになり、観客席部分にも破片が散乱していた。市教育委員会の竹葉直人課長補佐は「人がいたら大事になっていた」と話した。

 29日に全日本大学選抜相撲宇和島大会が予定されており、対応を協議する。