【ドーハ共同】柔道の世界選手権は最終日の14日、ドーハで混合団体が行われ、日本は決勝でフランスに4―3で競り勝ち、6連覇を達成した。東京五輪決勝で敗れた雪辱を果たし、有終の美を飾った。

 初戦の2回戦から準決勝までは韓国、ジョージア、オランダを下した。

 フランス戦は1―3から男子90キロ超級の斉藤立、女子57キロ級銀メダルの舟久保遥香が連勝で追いついた。代表戦で女子70キロ級金メダルの新添左季がマルゴー・ピノを指導3の反則勝ちで退けた。3位はジョージアとオランダ。

 計18チームが参加し、男女各3人の6人制で実施。17年に採用されて以来、日本は全大会制覇で「お家芸」の底力を示した。