選抜高校野球は27日、2回戦4試合が行われ、青森山田、大阪桐蔭、報徳学園(兵庫)、中央学院(千葉)が準々決勝に進んだ。

 青森山田は前回4強の広陵(広島)に延長十回タイブレークの末に6―5でサヨナラ勝ちし、春は初のベスト8。無死満塁から犠飛で決着をつけた。

 大阪桐蔭は小刻みに加点して神村学園(鹿児島)に4―2で勝った。西谷浩一監督は春夏の大会で通算69勝目を挙げ、監督通算勝利数で、智弁和歌山などで指揮を執った高嶋仁さんを抜いて単独最多となった。

 前回準優勝の報徳学園は常総学院(茨城)に6―1で快勝。中央学院は宇治山田商(三重)を7―6で下し、春夏を通じて初めて8強入りした。