8月末のパリ・パラリンピックを前に、障害の有無にかかわらずスポーツを楽しめる環境づくりと、競技普及を進めようとするイベントが12日、東京都千代田区の上智大で開かれた。上智大の学生団体などが主催。参加者はアイマスクで目隠しをして、音のなるボールを使ったブラインドサッカーやゴールボール、視覚障害柔道などを体験した。

 フランスの障害者スポーツ団体が行う「セシツアー」の日本版。「目が見えない状態」を意味するフランス語の「セシテ」から命名され、「フランスハンディスポーツ連盟」がフランス各地で開催している。