【ブリュッセル共同】北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は24日、ロシアのウクライナ侵攻開始から2年に合わせた声明で「ウクライナはNATOに加盟する。加盟するかどうかではなく、いつ加盟するかの問題だ」と強調した。

 ストルテンベルグ氏は「プーチン大統領がウクライナのNATOへの扉を閉ざすために戦争を始めたが、正反対のことを成し遂げた。ウクライナはかつてないほどNATOに接近している」と指摘した。

 また、ストルテンベルグ氏は20日の米政府系ラジオのインタビューで、ウクライナは侵略を受けているとして、ウクライナ国外のロシア軍の標的を攻撃する権利があるとの見方を示した。