【キーウ共同】国連開発計画(UNDP)は2月29日、ウクライナ首都キーウ(キエフ)近郊マカリウ地区の学校に、地雷に関して注意喚起する「安全教室」を開設した。この日は13、14歳の生徒約20人が地雷や不発弾の仕組み、けが人の救護の仕方を学んだ。安全教室は同地区の五つの学校に設置され、日本の支援50万フリブナ(約200万円)が充てられた。

 2022年2月の侵攻開始後、ロシア軍はマカリウ地区を約1カ月占領した。

 授業では、専門家が地雷などの模型を見せながら「おもちゃや携帯電話に爆発物が仕掛けられている可能性もある。見つけたら触らず、大人や先生に伝えて」と説明した。