【ワシントン共同】バイデン米大統領(81)が1日、パレスチナ自治区ガザに人道支援物資を投下すると記者団に明らかにした際、投下先をウクライナと2度言い間違えた。外国首脳の名前や国名の言い間違いは日常茶飯事となっており、高齢不安に拍車をかけそうだ。

 直後に記者会見したカービー大統領補佐官は「ガザのことだった」と釈明した。バイデン氏は私邸などで機密文書が見つかった事件の特別検察官から記憶力の衰えを指摘された時に「私の記憶力は大丈夫だ」と豪語したが、国民の懸念を払拭できていない。