【北京共同】北朝鮮メディアは15日、金正恩朝鮮労働党総書記が軍部隊に配備される新しい兵器の生産状況を14日に確認したと伝えた。軍需経済を統括する第2経済委員会傘下の国防工業企業所が今年上半期の生産計画を完了したとし、この間に製造された「ミサイル発射台」を西部地域の部隊に配備する計画も明らかにした。

 金氏は、生産状況に満足し「戦争準備において画期的な変革をもたらす」と述べた。北朝鮮は2026年までに、韓国首都圏を標的とする改良型の放射砲(多連装ロケット砲)を配備する計画も進めている。

 金氏は14日、首都平壌の市街地に新設した「前衛通り」の竣工式にも出席した。