パンってどこで買っている?

 皆さんはパンを普段、どこで買いますか? 手軽に買えるコンビニかスーパー、またはパン屋なのか? 本記事では、パンの通信販売、廃棄ロス削減サービス「rebake」が、パン屋を日頃から利用するrebakeユーザー100人を対象に実施した、アンケート結果を参考に、みんなの“パン事情”に迫ります。

 最初に、ひと月にパン屋に行く回数については、「周に1度」26%、「2週間に1度」31%、「1カ月に1度」25%という結果になっていました。さらにそこから、“コンビニやスーパーではなくパン屋に行く理由”では、「非日常感を味わいたい」18%、「安全面で信頼できる」25%、「より豊富な種類の中から選べる」40%、「焼き立てのパンが買える」53%、「そのパン屋でしか買えないパンがある」77%というデータが出ていました。

 パン屋さんでパンを買う理由として1番多かったのは、コンビニやスーパーにはなく、パン屋でしか買えないパンがある、という点でした。また、40%の人が、パン屋へ行く理由として、より豊富な種類の中から選べることをあげており、パン屋さんはコンビニやスーパーよりも豊富なラインアップが期待されていることがわかります。

どんなパン屋が魅力的に映るのか?/rebake調査

どんなパン屋が魅力的に映るのか?

 写真AとBを提示し、どちらが魅力的に映るかという質問をすると「A:ほとんど売り切れている」22%、「B豊富に在庫がある」78%という結果になっています。この結果から、およそ80%の人が、豊富に在庫があるBを選んでいることが明らかになりました。売り切れている=人気と捉える場合もありますが、視覚的にも、品揃えが良い方が客の満足度につながると言えるのかもしれませんね。

 そもそもパン屋に行く際にお目当てのパンを決めているか?については、「決めてから行くことが多い」36%、「決めないでいくことが多い」36%、「どちらとも言えない」17%といった回答が集まっています。回答結果から分かったのは、実際にパン屋さんに行ってから、さまざまな種類の中から選ぶ過程も楽しみにしている人が多いということでした。

消費者がパン屋に求めていることは?

 品揃えが良い方が客の満足度につながるという結果がありました。それを踏まえて、消費者がパン屋さんに取り組んで欲しいことは?という設問では、「焼き上がり時間の公開」27%、「退勤後に寄っても十分に購入できる品揃え」24%、「予約制の導入」24%、「SNSなどでの在庫状況のまめな報告」20%となりました。

 また、店頭で目当てのパンが買えなかった経験がある人は全体の90%にのぼり、特に夕方16時以降は欲しいパンがないと感じる人が多い傾向にありました。このような状況の対策として、約半数の人が品揃えに関する情報発信をパン屋に求めており、パン屋からの情報の発信が一定の効果があることが予想できることが見受けられました。

(LASISA編集部)