以前、小学校新入学を控えたお父さんお母さん方に「入学準備のために買って良かったもの、ありますか?」と訊ねたとき、わりと高評価だったのがラベルライター。いわゆる、ネームラベルを印刷する専用プリンターです。

というのも、学校に持っていくすべての道具にお子さんの名前を書かねばならない(鉛筆1本ずつ、算数セットのおはじき1つずつに至るまで、とにかくすべて!)。その労力たるや…。

その手間を少しでも軽減するためには、名前ラベルを一気にプリントアウトして貼りまくるのが手っ取り早いのです。

さらに、自宅の整理整頓にもラベルが役立つケースが多く評価の高さにつながっているよう。

そこで今回は、便利な独自機能が満載のカシオの最新ラベルライター「KL-LE900」を紹介します。

【「KL-LE900」はこんな人にオススメ!】

  • どこに何をしまっているか収納場所をひと目でわかるようにしたい
  • 失くしたくない大事なものにラベリングをしたい
  • スピーディーかつ大量にラベルをつくれるラベルライターが欲しい

高機能ならではの「使いやすさ」が頼もしい

カシオ「KL-LE900」は、同社のラベルライターブランド「ネームランド」のフラグシップモデルとして、2023年末頃に発売されたシリーズ最新機種。最近のラベルライターのトレンドとも言えるキーボードレス型で、入力はスマホまたはPCの専用アプリから(接続はWi-Fi/USB)。

さすがにフラグシップモデルだけあって、正直なところお値段もそこそこ(2024年3月現在 実売3.5万円前後)します。

しかし、ラベルライターが手元に一台あるとかなり便利なのも間違いないので、思い切って高機能な機種を購入するのもアリです。

便利な点は、まずそもそもラベルライターがあれば「大量のラベルがまとめて作れる」こと。「何を当たり前なことを…」と思われるでしょうが、実際に使ってみるとその効果の高さは絶大です。

たとえばモノが多いご家庭の場合、引き出しや棚などにラベリングすることで整理効率がアップします。ラベルをドバッと出力して家中の収納すべてに片っ端からラベリングすると有効的。

そしてフラグシップモデルとしての「KL-LE900」は、その性能の高さが光ります。

まず、キーボードレス型なのでPCもしくはスマホの専用アプリを入力用に使うのですが、その接続が非常に高速!

一度ペアリングが済めば、Wi-Fiがあっという間に接続完了です。従来のキーボードレス・ラベルライターと比べても、この速さはダントツだと感じました。

ちなみに「KL-LE900」は印字速度も最大で約40mm/secと爆速

収納棚に貼る用の分類ラベルなどはまさに“秒”で出ますし、鉛筆用の名前付けラベルも、2ダース出力してもほんの数分。古い世代のキーボード式ラベルライターしか知らない方だと、あまりの速さに相当に驚くはず。

加えてラベル自体のカットや、ラベルを剥がしやすくするハーフカットの速度もスピードアップ。この辺りもさすが最新型!と進化を強く感じる部分でした。

また、入力用アプリがかなり使いやすいのもありがたいポイントです。

特にスマホ用アプリ「LABEL DESIGNMARKER 2」は、テンプレートと作例画像が豊富。たとえば作例を見ながら気に入ったラベルを選んで、文字だけ差し替えればおしゃれなラベルが作れます。

直感的に作業ができるだけでなく、プレビューモードで印字イメージそのものが確認できるのも◎

プリントしたあとに「イメージと違ったな…」というミスが大幅に減らせる=ラベルテープの無駄打ちが減らせる。これは端的にランニングコストに影響が出る部分ですね。

多用なラベルテープ対応で使い途がワイド!

「ネームランド」シリーズの専用テープは、国産ラベルライターの中では最も小さい3.5mm幅がラインナップ。小物ほど大量に名前付けする手間があり、この3.5mm幅テープはなにかと使いやすい。

たとえば鉛筆に名前付けをするにしても、一般的な六角形軸に3.5mm幅テープはジャストフィット

冒頭でも述べたように、入学前の名前付けはとにかく苦行!一つひとつに名前を極細油性マーカーで書きこむ手間を考えると、見た目が揃ってきれいに貼れるラベルで済ませるのが正解だと思います。

「KL-LE900」は対応する専用ネームランドテープが最小3.5mm幅から最大46mm幅までと非常にワイド。

ラベルテープは、貼る場所によってサイズを合わせるのが美しく使うコツです。なので、この対応テープの多さは、使える場所の多さと同義になります。

さらに46mm幅でも物足りない場合は、独自の「拡大印刷機能」で印字を2〜4段に分割して貼り合わせることで、ここまで巨大なラベルを作ることが可能。

注意喚起用のサインなどもこれを使えば、かなり目に止まりやすくなるでしょう。

また、ほかでは見たことのない「切り抜きラベル」が作れるのも気になるポイントです。

専用の切り抜きラベルカセットをセットしてアプリから印字することで、かわいいオリジナルの丸ラベルができあがり。

ラッピングのワンポイントに使うと確実にかわいいですし、フリマやバザーなどで値札として使うとかなり目立ちます。

これが最適解!家中のコンセント不足と煩雑さを一掃する3つのハック【今日のライフハックツール】 | ライフハッカー・ジャパン https://www.lifehacker.jp/article/2404-lht-powerport-hack/

簿記や会計のスキルアップに「CPAラーニング」。プロの講座を無料で学ぶ【今日のライフハックツール】 | ライフハッカー・ジャパン https://www.lifehacker.jp/article/2403-lht-cpa-learning/

ショートカット付きテンキーという異端→これで日常業務がサクサクに【今日のライフハックツール】 | ライフハッカー・ジャパン https://www.lifehacker.jp/article/2403-lht-nakabaayashi-22shortcut-keyboard/

https://www.lifehacker.jp/regular/lh_tools/ 今日のライフハックツールをもっと見る

Source: CASIO, Amazon.co.jp<