コロナ禍で在宅ワークが増えていた頃、良く話題になっていたのが、タイマーを用いた仕事術です。

たとえば「25分作業して5分休む」ことで集中力を長時間維持させる、“ポモドーロ・テクニック”と呼ばれるものも、その1つ。

仕事と休憩をきっちり時間配分して管理するのは、ついダラダラと作業しがちな在宅ワーク下では、作業効率の面からもかなり有効です。

もちろん時間を計るのはスマホのタイマーアプリでも可能ですが、メールやSNSの通知に気を取られて集中力が削がれやすいなどの問題があります。

そのため、仕事でタイマーを使うのであれば専用のツールを導入するのがおすすめ。今回は、ユニークな機能を搭載した最新の学習タイマー、キングジムの「ルラップ」を紹介しましょう。

キングジムの「ルラップ」はこんな人におすすめ!】

  • 資格試験などの勉強をしている
  • 日々の作業やToDoのスケジュール管理をより効率的&効果的に行ないたい
  • 締め切りや資格試験のテストまでのモチベーションや集中力を維持したい

ラップタイムが計測できるタイマーは資格試験対策におすすめ

近年の小学生〜高校生の間では、タイマーを使う家庭学習が定番化しているのだとか。

具体的には、先述の“ポモドーロ・テクニック”と同様に勉強と休憩の時間配分をするケースと、テストのように時間内で問題を解く練習をするケースが多いようです。

この8月に発売されたキングジム「ルラップ」は、限られた時間内で問題を解くようなテスト対策に特に効果的な機能を持つタイマー

テストと聞くとつい学生だけのものと考えがちですが、社会人だってスキルアップの足がかりとして資格試験を受ける人は少なくないでしょう。

試験勉強をするにあたり、そもそもテスト勉強から長らく遠ざかっていたため、時間内にきっちり問題を解ききるペース配分の感覚…いわゆる「テスト勘」が失われてる可能性も。

また、日々のToDoやタスクを処理する際にも、「何にどれくらいかかったか」を把握することが素早く効率的に仕事を終わらせることにつながります。

そこで便利なのが、「ルラップ」のラップタイム機能です。

模試問題を用意したら、まずは時間・分ボタンで試験時間をセット。スタートボタンを押すと、画面下段でカウントダウンがはじまります。

ちなみに時間をセットせずにスタートボタンを押すと、最大99時間59分59秒までのカウントアップタイマーとして機能します。

で、問題を解き続けて大問1が終わったらラップボタンを一押し。すると画面上段にスタートからのラップタイムが表示されます。

あとは大問ごとにラップボタンを押せば、それぞれの所要時間が記録されるのです。実はこれが、従来のタイマーと比較してとてもユニークな機能

ラップ機能のついたタイマーはほかにもありますが、そのほとんどがスタートから各ラップまでの時間(スタート〜ラップ1、スタート〜ラップ2)しか記録できないため、各ラップ間の時間はそれぞれ引き算をして算出せねばなりませんでした。

対して「ルラップ」の場合は、スタート〜ラップ1、ラップ1〜ラップ2のように各ラップ間のタイムがそのまま記録されているため、作業にかかった時間が一目瞭然

カウントダウン終了後に改めてラップボタンを押すとRECALLモードになり、▼▲ボタンで各ラップタイムを呼び出すこともできます。

これによって、大問ごとにどれぐらい時間を使ったかが把握しやすいのは、かなり大きなポイント。

「大問2にかける時間を2分削れたら、高難度の大問4で余裕が出るから、正解率を上げられそう」といったように、時間配分の検討を解像度高めで行なえるわけです。

試験日までのモチベーションを維持するデイカウントモードも

「ルラップ」には、メインとなるタイマーモードのほか、カレンダーモードとデイカウントモードも備わっています。

カレンダーモードはその名の通り、曜日・日・時間を表示します。

本体の液晶画面が斜めになっているため、机に置いたまま上から視認しやすく、日常的な卓上時計としても使いやすいです。

もう1つのデイカウントモードは、事前に設定しておいた日まで「あと何日か」を常時表示しておける機能です。

試験の日を設定しておけば、自分に残された日数が常に視界に入ってくることでモチベーションを維持できるし、勉強のスケジュール管理もしやすくなるのでは。

また、本体の機能には裏面のスイッチによって携帯時のボタン操作を制限する「ロック機構」と、タイマーのアラーム音を消してLED発光だけで時間を知らせる「サイレント設定」があります。

特にサイレント設定は、オフィスやコワーキングスペースなど静かな場所で勉強するには必須。付いているとありがたい機能と言えるでしょう。

ペース配分さえ正しければ、テストの最後まできちんと目を通すことができるし、本来なら取れたはずの問題をうかうか落とす危険性も減らせます。

ペース配分を掴むためにはラップタイムの計測が必要。つまりラップタイムを計りやすいタイマーはテストに効く、ということです。資格試験に備えている人は、ぜひ実際に試してみてください。

──2023年8月22日の記事を編集のうえ、再掲載しています。

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執筆・撮影:きだてたく

Source: キングジム, Amazon.co.jp