職場のコミュニケーションに欠かせないSlack。セールスフォース・ジャパンは、スレッドやチャンネルの要約などの機能を追加したSlack AIを発表しました。
メンションされたスレッドが山のように溜まってしまっても、Slack AIがあれば内容を瞬時に把握できます。また、それ以外のAI機能も盛りだくさん。
どのような機能か簡単にご紹介します。
スレッドやメッセージのキャッチアップを一瞬で
今回発表された機能はすでにアメリカやイギリスでは導入済みのAIアドオン。ChatGPTのような自由記述のプロンプトが不要で使用できるのがポイントです。
一番の機能は要約機能でしょう。未読のメッセージや選択した期間に受け取ったメッセージをSlack AIに要約してもらうことができます。
今までは、Slackに溜まったスレッドやメッセージの山を見て、げんなりしていたかもしれません。でも、これからは。Slack AI を使ってチャンネルやスレッドを要約することで、時間を節約できます。
検索機能もアップデートされる
Slack AI では、特定のプロジェクトについて、Slack上で質問をすることができるようになります。特定のチャンネル、トピックなどを指定して、まとめてもらうことが可能。
たとえば、プロジェクトのスケジュールや目標などもまとめて教えてくれます。従来の検索とは異なり、大量の検索結果からユーザー自身で取捨選択する必要はありません。
しかも、回答の根拠となった会話データを参照できるので、疑問を持ったとしてもファクトチェックできるのは便利ですね。
今までの検索とはまったく異なり、まるで秘書のような存在になりそうです。
セキュリティ面も大丈夫そう
会社の重要な情報をやり取りするSlackだからこそ、セキュリティは大事。その辺りも、安心できそうです。
Slack AIはSlackと同じコンプライアンス基準にのっとっているだけでなく、大規模言語モデルのトレーニングに企業データを使うことはないとのこと。
安全な環境でデータのやり取りができるので安心して良さそうです。
メールよりもチャットツールを使う機会が増えつつある昨今。コミュニケーションを円滑に進め、メッセージを追う時間を減らすために、AIは大いに活躍してくれそうです。Slack AIはEnterpriseプランの有料アドオンとして提供予定。4月17日提供スタートです。
ストレスで散財続き…それって「Doom spending」かも。出費を抑える5つの方法 #TrendBuzz | ライフハッカー・ジャパン https://www.lifehacker.jp/article/2402-tb-how-to-avoid-doom-spending/
Bard改めGeminiの有料プラン登場。「AIと働くのが当たり前」にさらに一歩近づいた #TrendBuzz | ライフハッカー・ジャパン https://www.lifehacker.jp/article/2402-tb-gemini-advanced/
Image/Source: Slack