大阪・福島の銭湯で生まれ育ったヒロインが昭和を代表する歌手にまで成長する姿を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。1月24日放送の第79回では、スズ子の恋人・愛助がかっ血し、大阪から母・トミが駆けつけるシーンが話題となった。

スズ子(趣里)の恋人・愛助(水上恒司)は、今後のことを母・トミ(小雪)に直談判しようとする。その矢先、愛助はかっ血し病院へと運ばれてしまう。愛助を心配したトミは大阪から東京へと駆けつける。

治療のため愛助を大阪へと連れて帰ろうとするトミ。愛助は抵抗するが、スズ子は親孝行のためにも一度大阪に帰ってみることを勧める。大阪に戻ることになった愛助は、その道中に箱根で一泊することをスズ子に提案するのだった。

今回の放送では、愛助の体調不良を知ったトミが血相を変えて病院へと駆けつける様子が描かれた。これまで冷静な女社長としての姿が描かれていただけに、息子を案じる母としての姿が話題に。

SNS上では、「トミさんのあの取り乱しようはそれだけ愛が詰まっている」「トミさん、居ても立っても居られなかったんだな・・・」「小雪さんのお母ちゃん感半端なかったです」「小雪さんの存在感が本当に凄いな」など、トミ役を演じる小雪にも賞賛の声が集まっている。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。1月25日放送の第80回では、箱根旅行を楽しむスズ子と愛助が、2人の夢を語り合う。

文/つちだ四郎