「神戸総合運動公園 ユニバー記念競技場」(神戸市須磨区)で5月17日から始まる『神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会』。その大会サポーターに嵐の二宮和也ら4名が就任し、コメントと応援動画が公開された。

国際パラリンピック委員会(IPC)により創設された『世界パラ陸上競技選手権大会』は、約100の国・地域より選手約1300人(約400人は車いす利用者)が参加する世界最高峰のパラ陸上競技大会。今回、東アジア・日本で初開催となる第11回大会が、兵庫県神戸市にて開催される。

サポーターを務める二宮は、「東京2020大会ではコロナ禍のなかでしたが、パラアスリートの取材をさせていただき、選手のみなさんからたくさんの勇気をもらいました。(東京では)無観客開催だったため、選手が躍動する姿を生で見ることが出来なかったみなさんも、KOBE2024世界パラ陸上ではすぐ目の前で応援できます。トップ選手が競い合う姿を見れば、何かを感じることができるはず。多くの人にパラスポーツにふれてもらうため、私も大会サポーターとして力になれればと思っています。みんなで盛り上げていきましょう」とコメントした。

そのほか、俳優の竹下景子、元宝塚歌劇団雪組トップの望海風斗、NHK出身のフリーアナウンサー・武田真一も大会サポーターに就任。4人の応援動画が、公式サイトやYoutubeにて公開され、今後は神戸市内や近隣都市のデジタルサイネージなどでも放映されるという。

なお、2月12日には『開幕100日前イベント』が、2月19日からは『パラスポーツに触れる企画展』といった企画が神戸市内で実施予定。

【新大会サポーターのコメント】

竹下 景子(たけした けいこ)
美しい街、大好きな神戸。震災も感染症も乗り越えて、5月、東アジア初の世界最高峰のパラ陸上競技大会が開催されます。パラアスリートの皆さまの素晴らしい活躍に期待しています。また、スポーツを通して人々の交流が生まれ、今の神戸の良さを知って頂くよい機会でもあります。さあ、世界パラ陸上競技選手権大会を皆で盛り上げていきましょう。私も応援しています。

望海 風斗(のぞみ ふうと)
これまでの人生の中で、スポーツからたくさんの感動をいただき、そして選手の皆さんの姿に背中を押された経験がたくさんあります。記念すべき東アジア・日本初開催の本大会に携われることをとても光栄に思っています。パラ陸上での迫力や熱気を競技場で全身で楽しみ、応援出来る事を楽しみにしています。皆さん、一緒に応援しましょう!

武田 真一(たけた しんいち)
KOBE2024世界パラ陸上の開催、おめでとうございます。今年は元日に能登半島地震が発生し、多くの被災者が家族を亡くし、家をなくし、生業をなくしました。この社会のすべての人がともに支えあい、誰もが困難に立ち向かえる力を持てるようにすること。それが今改めて求められています。自らの限界を超えようと努力するパラアスリートの皆さんの姿は、きっと私たちに立ちはだかる壁を乗り越えるための勇気を与えてくれると思います。私もサポーターとして力いっぱい応援します。