「ブギの女王」と呼ばれるスター歌手のヒロインが、その歌声で戦後の日本を明るく照らす姿を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。第103回(2月27日放送)では、スズ子のもとに喜劇王と呼ばれるタナケンが入院したという報せが届く。

喜劇王・タナケンこと棚橋(生瀬勝久)が入院したと聞き、ヒロイン・スズ子(趣里)とマネージャーの山下(近藤芳正)は見舞いに行くことにする。訪ねてきたスズ子に対して、棚橋は喜劇役者としての苦しい胸の内を打ち明ける。

その後、スズ子は彼女が師事する作曲家・羽鳥(草彅剛)のもとを訪ねる。ヒット曲が相次ぎ、世間からはこれまで以上のヒット曲を期待されているスズ子だが、羽鳥はブギのモチーフもネタ切れになってしまったといい・・・。

本作は、『東京ブギウギ』など数々の名曲で一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌や踊りを心から愛するヒロインが昭和の大スターとなり、激動の時代を生き抜いていく物語。