映画ファンが集う『おおさかシネマフェスティバル 2024』授賞式が3月3日、ホテル「エルセラーン大阪」(大阪市北区)でおこなわれ、各賞の受賞者が一堂に会した。

今回で通算48周年を迎える同映画祭。主演男優賞には『エゴイスト』の鈴木亮平(この日は欠席)、主演女優賞には『愛にイナズマ』の松岡茉優、助演男優賞には『月』の磯村勇斗、助演女優賞には『高野豆腐店の春』の中村久美、新人男優賞には『怪物』の黒川想矢と柊木陽太、新人女優賞には『BAD LANDS バッド・ランズ』のサリngROCK、『PERFECT DAYS』の中野有紗が輝いた。

また監督賞には、『月』の石井裕也監督が受賞。脚本賞には『正欲』の港岳彦、撮影賞には『怪物』の近藤龍人、新人監督賞には『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』の金子由里奈監督、『ベイビーわるきゅーれ2 ベイビー』の阪元裕吾監督、音楽賞には『BLUE GIANT』の上原ひろみ、ワイルドバンチ賞には『Winny』の松本優作監督が受賞。日本映画作品賞には『PERFECT DAYS』、外国映画作品賞には『TAR/ター』が選ばれた。

総合司会を務める浜村淳は、同映画祭について「このおおさかシネマフェスティバルで表彰を受けた人は、映画俳優、映画女優、脚本家、監督、音楽、カメラマンの方、みんなグングンよくなっています」と評価。今年も浜村淳と受賞者の掛け合いで、笑いの絶えない大阪らしい表彰式となった。