「大阪管区気象台」は3月30日午後、大阪府の桜開花を発表。開花基準となる標本木を有する「大阪城公園」(大阪市中央区)では、天守閣が桜色にライトアップされ春の訪れをお知らせした。

平年に比べ3日遅く、2023年に比べると11日遅い開花となった今年。前日から急激に気温があがり、30日の最高気温は21度に。約3000本の桜を擁する関西屈指の花見スポット「大阪城公園」の「西の丸庭園」には、早くもレジャーシートを広げて楽しむ花見客が見られた。

同公園では今回、初の取り組みとして開花宣言日(30日)の日没後〜深夜12時までの限定で天守閣を「桜色」にライトアップ。来園者は心地よい気温のなか、咲き始めの桜と貴重な「桜色の大阪城」を熱心にカメラに収めていた。

現在公園内では、夜桜ライトアップがおこなわれる『観桜ナイター 2024』(〜4月7日)や有料バーベキューエリア(〜5月12日)が楽しめる『春まつり』を開催中。

約300本のソメイヨシノやシダレザクラ、天守閣をベストポジションで望む「西の丸庭園」は、イベント期間中に限り朝9時〜夜9時(最終入園・夜8時30分)に開園。入園料は高校生以上350円。