目的別サウナの入り方③深部体温をじっくりあっためて「上質な睡眠」を【とことん楽しむサウナの世界】 大切なのは適度な疲労感とタイミングをはかること

適度な疲労感があると、眠りにつきやすくなるので、ここでもサウナが活躍します。そのためには深部体温をしっかり上げることが重要です。そんなときは低温のサウナから始めます。その後外気浴→少し高温のサウナ→外気浴→高温サウナ→水風呂を繰り返します。

また寝る時間から逆算して、サウナに入る時間を決めましょう。サウナで温められた深部体温が下がるまでにはおおよそ90分ほどの時間が必要だとされています。これを目安にしてもいいですが、実際には自分の感覚で「汗が引いたな」というタイミングでパジャマに着替えてベッドに入れば、ぐっすりと眠れます。

目的別サウナの入り方③深部体温をじっくりあっためて「上質な睡眠」を【とことん楽しむサウナの世界】

【出典】『とことん楽しむサウナの世界』
著者:松永 武 日本文芸社刊

著者プロフィール
お風呂のソムリエ。バスリエ株式会社。お風呂が好きすぎて脱サラ!5万点以上を試したバスグッズマニア。2016年には日本のお風呂文化をユネスコの無形文化遺産へ登録することを目指す。一般社団法人HOT JAPANを設立。温泉や銭湯、自宅のお風呂など、様々なお風呂の楽しみ方を日々探索中。構想10年!極上のサウナ体験ができるサウナ倶楽部・サーマルクライムスタジオを運営。「マツコの知らない世界」(TBS)・「ヒルナンデス」(日本テレビ)などTV出演多数!