テレビ番組でも活躍中のクイズ作家・近藤仁美さんが集めた珠玉の雑学をご紹介。「ピラミッドの頂上にはカフェがあった!?」「ゆで卵は頑張れば生卵に戻せる!」など、知ればきっと誰かに教えたくなること間違いなし!『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』に収録の雑学を厳選。ちょっとした話題作りに役立ててみてはいかがでしょうか。
※本記事は近藤仁美著の書籍『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』(永岡書店)から一部抜粋・編集しました。

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与党でも野党でもない政党は、ゆ党!
選挙の時期になると、与野党の攻防が激化する。そんなとき、与党と連立するわけでもなく野党のように対立するわけでもない党が見受けられる。このような党は、俗に「ゆ党」とよばれる。名前の由来は、ズバリ五十音順で「や」と「よ」の間に「ゆ」があるからだ。
選挙といえば、「桃太郎」という言葉がある。どんな意味か、一度想像してみてほしい。これは、選挙活動中に候補者がのぼりを立て、人を引き連れてあいさつ回りをすることだ。この名がついた理由はいたってそのまま、候補者一行のいでたちが昔話・桃太郎の登場人物たちに似ているためだ。
また、選挙カーでおなじみのウグイス嬢。嬢というからには一般に女性であり、男性が務める場合は「カラス」または「カラスボーイ」とよばれる。カラスを務める男性は往々にして黒や紺などのきちんとした印象のスーツを着ているため、その様子を鳥のカラスに見立てて名づけられたのだそうだ。


近藤仁美

早稲田大学在学中にクイズ作家として活動を始め、日本テレビ『高校生クイズ』を15年間担当中。その他、テレビ番組『クイズ! あなたは小学5年生より賢いの?』、ディズニーチャンネル『ミラキュラス』リアルイベントなど、各種媒体で出題・監修を行う。国際クイズ連盟日本支部長。クイズの世界大会では日本人初・唯一の問題作成者を務め、雑学とクイズの国際的な賞「Trivia Hall of Fame(トリビアの殿堂)」殿堂入り。『クイズ語辞典』などクイズに関する著書の他、『教科書で出会った古文・漢文一〇〇』など長年携わる日本の古典にまつわる著作・講演もある。