広済堂ホールディングスは学生寮の建設プロジェクトを進めるH.A. Development2(HAD2、岩手県八幡平市。売上高0円、営業利益0円、純資産△2万3900円)を子会社化した。HAD2は2022年8月に岩手県八幡平市の安比高原に開校した英国式全寮制インターナショナルスクール「ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン」(ハロウ安比)の2棟目の学生寮の建設(2024年完成予定)を目的とする合同会社。広済堂は傘下企業を通じて、配当収入を目的にHAD2に18億円を出資したのに伴い、出資持ち分が99.9%となった。出資日は非公表。

ハロウ安比は英国名門私立校「ハロウスクール」の日本校で、11歳〜18歳(日本の小学6年生〜高校3年生)を対象とする全寮制。現在、小学6年生〜中学3年生の約180人が在籍する。将来的に生徒を920人に増やす予定。

ハロウスクールは約450年の歴史を持ち、英国チャーチル首相、インドのネルー初代首相らを輩出している。