くふうカンパニーは、工務店を対象に太陽熱を有効活用する住宅設計の会員事業を展開する子会社のOMソーラー(浜松市。売上高6億8300万円、営業利益△4700万円、純資産2100万円=2023年9月期、決算期変更に伴う6カ月決算)の全保有株式92.4%を、同社社長の飯田祥久氏に譲渡することを決めた。2022年11月に傘下のハイアス・アンド・カンパニー(東京都品川区)がOMソーラーを子会社化したが、飯田氏と今後の経営方針を協議した結果、資本関係を解消して独自の成長戦略を推し進めることが望ましいと判断したという。譲渡価額は1億9900万円。譲渡予定日は2024年6月14日。

OMソーラーは1987年に設立。屋根で集めた太陽熱を暖房や給湯、換気などに利用するシステムを会員の工務店向けに提供している。