東証プライムの関西電力株式会社<9503>について、大阪市が5月8日付で財務局に変更報告書(5%ルール報告書)を提出した。

提出理由は「旧関西配電㈱及び旧日本発送電㈱に対する本市現物出資分について、これらの会社の株式を所有していたが、電気事業再編令に基づき関西電力㈱が設立されるに伴い、同社の株式に交換所有することとなり、その後、市民生活の向上及び産業の発達による電力需要の増大に対処して電力供給の経営基盤の安定に寄与するため増資等に応じ、現株式を保有しているもの。また、当該株券等発行会社の第99回定時株主総会において、経営の透明性をはじめ、原子力発電から多様なエネルギー源への転換、ゼロカーボン社会の実現への貢献など、同社の経営方針転換を求める9項目の株主提案を実施。」によるもの。

報告書によると、大阪市の関西電力株式会社株式保有比率は、9.37%と0.45%買い増しした。

報告義務発生日は、2023年4月27日。