MBSアナウンサーの清水麻椰が世の中のありとあらゆるものを長時間かけて検証し、独自ランキングを紹介する「サタデープラス」の人気コーナー『ひたすら試してランキング』。7月8日の放送では、「カップラーメン豚骨味」を徹底調査! 10時間かけて試してわかった、サタプラ的おすすめベスト5を発表しました。

たったの60秒で本場・博多のバリカタ麺を実現!?

過去には「しょうゆ味」と「みそ味」を調査したカップラーメン。今回は人気の「豚骨味」12種類を徹底検証した。チェックポイントは、1)かやく 2)コストパフォーマンス 3)麺の味 4)スープの味 5)全体の味 の5項目。各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。

味に関する3項目の審査に協力してくれたのは、豚骨ラーメンの本場・福岡の超人気店「長浜ナンバーワン」の店主・種村剛生さん。博多の豚骨というとコテコテで臭みが強いイメージがあるが、実はそうではないそうで、「臭みが少なくまろやかで、コクのある味わい」が評価のポイントになるとのこと。

まずは、「麺の味」をチェック。スープを入れず、お湯だけで戻した麺の味や食感を比較した。麺の種類は大きく分けて、濃くて深い味わいの「油揚げ麺」と、生麺に近い食感の「ノンフライ麺」の2つがあるが、おいしさの決め手はというと、「やっぱり食感でしょうね」と種村さん。ザラつきのない喉越しと、噛んだときのプリっとした食感がポイントになるのだそう。そんな観点で食べ比べ1位となったのは、明星食品の『明星チャルメラカップ 博多バリカタ豚骨』(税込254円 ※番組調べ)。お湯を入れてたったの60秒でできるバリカタのノンフライ麺。明星の独自技術で、本場・博多をイメージした歯切れの良さと硬さを実現している。麺を食べた瞬間、文字通りバリカタな歯ごたえに2人も仰天! 「今、豚骨ラーメン食べてる!って感じの食感がいいですね」と清水アナ。種村さんも、「この細さでこの食感を出せるって大したもんやね」と感心した。

続いては「スープの味」。この部門で1位になったのは、サンポー食品の『九州三宝堂 高菜博多ラーメン』(税込254円 ※番組調べ)。「かやく」のチェックで生の辛子高菜が大好評だった商品が「スープの味」でもNo.1に選ばれた。ごま油の効いた辛子高菜とコクのある豚骨スープの相性が抜群で、そんなピリッと辛い豚骨スープが食欲をそそる。「麺の味」では辛口評価連発だった種村さんも、「うま味がちゃんと出てる。僕はこれが好き」とにっこり!

こうして10時間かけて「カップラーメン豚骨味」を徹底調査。買って失敗しないおすすめベスト5とは!?

生タイプのかやくがスープの味を引き立てる!

第5位は、明星食品の『明星チャルメラどんぶり 熊本マー油とんこつ』(税込254円 ※番組調べ)。
味の決め手は、ニンニクを油で焦がした熊本では定番の香味油「マー油」。マイルドな豚骨スープと香ばしいマー油の相性は抜群で、一口食べたらクセになるおいしさだ。種村さんも「うまい! マー油があることによってコクと香りが出るし、麺に絡んでなめらかな喉越しになる。食感も香りもいい」と高く評価した。

第4位はイオンの『トップバリュベストプライス 辛みのきいた濃厚とんこつスープNOODLE旨辛とんこつ』(税込105円 ※番組調べ)。
辛さの秘訣は、ラー油と花椒(ホアジャオ)で、しびれる辛みとガーリックのうま味が効いた辛口豚骨は一口食べれば病みつきになる味。清水アナは、「私、これ個人的に好きです。豚骨ラーメンとラー油ってこんなに相性がいいんですね」とうま辛なおいしさに驚き、夜食にもおすすめした。

第3位は、サンポー食品の『焼豚ラーメン』(税込254円 ※番組調べ)。
佐賀県に本社を構える九州ではおなじみのメーカー・サンポー食品の看板商品で、「九州のソウルフード」とも呼ばれる味。うま味の強いスープは、10種の豚骨エキスとブラックペッパーなどのスパイスをブレンド。そのスープを、かやくの生の紅しょうががサッパリと整えてくれる。種村さんも「カップ麺の王道です」というほど安定のおいしさ!

第2位は、サンポー食品の『九州三宝堂 高菜博多ラーメン』(税込254円 ※番組調べ)。
たっぷりと入った生タイプの九州産辛子高菜が高評価で、「かやく」部門では1位に。「スープの味」でも1位を獲得し、種村さんは「高菜の塩味と酸味とスープのバランスが良く取れていておいしいです」と、高菜と豚骨スープの相性も評価した。ごま油の風味が香るピリ辛の高菜はラーメンだけでなく、ご飯と合わせても。種村さんは「高菜にごまをかけてもうまいんですよ」と"追いごま"をおすすめした。

こだわりの麺とスープで本場の味を再現

そして第1位は、ヤマダイの『ニュータッチ 凄麺(すごめん) 熟炊き博多とんこつ』(税込275円 ※番組調べ)。
「全体の味」で1位、「麺の味」「スープの味」も10点満点を獲得し、堂々の総合1位に輝いた。スープには厳選した国産の豚骨を使用。じっくりと炊き出し、本場・博多の味を再現している。また一番のこだわりが麺で、独自技術で麺に少し芯を残し、カップ麺とは思えないお店クオリティに仕上げている。種村さんは、「純粋に豚骨の香りと味がちゃんとする。麺も、博多のストレート極細麺に見た目も食感もよく近付けてると思います。ようできてる」と絶賛した。

「カップラーメンみそ味」の調査でも総合1位となったヤマダイの『ニュータッチ 凄麺』が豚骨味でもランキングを制し、見事2冠を達成した。スタジオでもゲストの松本幸四郎、槙野智章らとともに試食。インスタントとは思えない本格的な豚骨スープの香りや細麺に「すごい!」の声が飛び交った。
本場の味に近づけながらも、トッピングや香味油で個性が広がる「カップラーメン豚骨味」。ランキングを参考に、ぜひおうちでも食べ比べてお好みの一杯を見つけてください!

★☆★☆★☆★☆★☆★☆
次回7月15日(土)は「ウインナー」を徹底調査!
「サタデープラス」はMBS/TBS系で毎週土曜あさ7時59分から放送中。

【公式Twitter】はこちら!
【公式HP】はこちら!
★☆★☆★☆★☆★☆★☆


システム上の都合により、本記事内の外部リンクは機能を停止しております。
詳細は毎日放送の公式サイト(https://www.mbs.jp/)でご確認ください。