7月20日放送の「プレバト!!」は、色鉛筆の「名人・特待生一斉査定」を実施。激しいトップ争いを繰り広げる名人5段の辻元舞と名人6段のくっきー(野生爆弾)がそれぞれ最高難易度のお題に挑んだ。前回“現状維持”査定で悔し涙を流した辻元は今回、色鉛筆画家・三上詩絵先生も驚く見事な作品を完成させ、2ランク昇格でトップ奪還!

■レイザーラモンHGの作品に三上先生「完璧なんですけど!」

今回の共通テーマは「3つの異なる質感のあるお題」。1ランク昇格や現状維持が続く中、3児のパパでモデルの久保田裕之が「かき氷」を描いて一気に3ランク昇格!続く特待生1級のHG(レイザーラモン)も「久保田さんが上に行ったんでね、さらに上に行きたいです」と自信を覗かせた。

前回の査定で驚異の4ランクアップを成し遂げたHGに用意されたお題は、ガラス瓶に漬け込まれた「梅酒」。ガラス瓶の透明感、透明なお酒に浸かった梅と氷砂糖のゴロッと感、プラスチックのふたのツヤツヤ感が査定ポイントとなった。

★3ランクアップで名人3段に!レイザーラモンHGの作品「梅酒」★

「屈折して水面にも梅が映っているので、それを自然に見せたいですね」とお題に取り組んだHG。作品を見た三上先生は「完璧なんですけど!」と絶賛。「パッと見てきれいだなと思ったのはこの映り込みですよね。水面に梅と氷砂糖が映り込んでいるのが、本当に丁寧に描いてあります」と、HGが特に意識した水面の表現も高く評価した。

ガラスの透明感、プラスチックの質感もバッチリで、三上先生も「スゴイ...こんなに描けちゃったらもう...」とうっとり。その様子にHGも「先生の色気を引き出しちゃいました」と照れ笑いを浮かべていた。

■辻元舞、見事リベンジ!色鉛筆名人7段に

前回の査定で最高ランクの座をくっきーに奪われ、リベンジを誓う名人5段の辻元舞。お題は、氷が入った「アイスペール」。ガラスの透明感、それとは異なる内側の氷の透明感、そしてトングのメタル感を描き分ける。難しいお題だが「色はほとんど使わず、コントラストだけで表現することになると思います」とポイントを見きわめ、見事な1枚を完成させた。

★2ランク昇格で名人7段に!辻元舞の作品「アイスペール」★

「色が本当になかったので、全体的にねずみ色で塗ってからコントラストをつけるために黒とか、もっと黒を濃くするときは青を重ねたりして差を出しました」という辻元の作品に、三上先生は「私の想像を超えた仕上がりです」「素晴らしいです」と大絶賛。

中でも「すべての質感を完全に描き分けています」と、質感を描き分けた筆力を高く評価。辻元は2ランクアップで名人7段に昇格し、くっきーを抑えて念願の色鉛筆最高位に躍り出た。

■唯一降格のくっきー「そんな世知辛いことあります!?」

色鉛筆最上位・名人6段くっきーへのお題は、丸みを帯びた水槽にさまざまな水草が植えられた「アクアリウム」。水槽特有の厚みのあるガラスの透明感、その内側でゆらめく水草、そして底に敷かれた砂利の粒一つ一つの質感が査定ポイントだ。

難しいお題に「だりぃ...」と天を仰いだくっきー。「何よりも光ですわな。水と、外の光の屈折。それをいかに自然に描けるか...まぁ頑張るしかないか。1位の座は渡されへんもんね」と気合を入れて取り組んだが、結果はまさかの1ランク降格だった。

★1ランク降格で名人5段に!くっきー(野生爆弾)の作品「アクアリウム」★

「砂利一つ一つ丁寧に細かく描いています。ガラスの器の透明感もすごくよくわかります。丸さを感じますね」と評価した三上先生。だが「水草の描き方が雑な感じがします。葉っぱの明暗がわかりにくいんですね」と指摘した。三上先生のお手本を見て、くっきーも「透明感あるなぁ!」と納得の表情。

結局、今回の一斉査定で降格となったのはくっきーだけ。MCの浜田雅功に「唯一、一人が降格」と指摘され、くっきーは「そんな世知辛いことあります!?」と悲しげな表情を見せていた。

次回、7月27日(木)の「プレバト!!」は...「名人・特待生なら間違えようのない俳句クイズ」

芸術性や文才など芸能人のあらゆる才能をプロが査定! 才能アリなら絶賛!才能ナシなら容赦なく酷評!浜田雅功が最強講師陣を率いてお届けする新しいカルチャースクール番組『プレバト!!』はMBS/TBS系で毎週木曜よる7時放送。


システム上の都合により、本記事内の外部リンクは機能を停止しております。
詳細は毎日放送の公式サイト(https://www.mbs.jp/)でご確認ください。