妻を殺害の夫 起訴内容認める 自宅で妻の首を絞めて殺害 盛岡地裁で初公判<岩手県>
殺人の罪に問われているのは二戸市石切所の無職・畠山新平被告(86)です。
起訴状などによりますと、畠山被告は2023年11月3日の朝、二戸市内の自宅で当時87歳の妻の首を絞めて殺害した罪に問われています。
16日に開かれた裁判員裁判の初公判で、畠山被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で「被告は認知症の妻への介護疲れから、無理心中しようと考え殺害した」としたうえで、「犯行は悪質で結果は重大だ」と指摘しました。
一方、弁護側は「介護の負担が重く、精神状態は限界に達していた」と主張しました。
判決は5月22日に言い渡される予定です。