「ACAO ROSE FESTA(アカオローズフェスタ) 2024」が現在、熱海のLAND ART PARK「ACAO FOREST(アカオフォレスト)」(熱海市上多賀)で開かれている。(熱海経済新聞)

 見頃を迎えたバラを見ながら散策する来場者(関連写真6枚)

 約20万坪の敷地内にある13のテーマガーデンに季節の花々が咲く同園。600種4000株のバラが植わる同園は5月〜6月、さまざまな品種のバラが咲くトップシーズンを迎える。英国調の庭「イングリッシュローズガーデン」は、バラの野生種など珍しい品種や薄ピンク色のイングリッシュローズなどが咲く。アーチに沿って咲くバラのトンネルや「バラの谷」と呼ばれるバラとさまざまな草花との共演が楽しめる庭など、バラの香りに包まれながら散策を楽しむことができる。

 園内の「ハーブ工房」では、香り高いバラ「ダマスクローズ」の精油を使ったローズネイルオイルやハーバルディフューザーを作るワークショップを開く。料金は3,000円〜。園内にある曽我浅間神社では、切り絵作家の大橋忍さんがデザインを手がける御朱印を提供する。1枚2,000円。

 同園に併設するレストラン「CODA ROSSA」では「ローズパンナコッタ」を、同じく「DONUT ROOM」では「ローズドーナツ」を、それぞれ期間限定で販売する。

 イベント期間中は、通常より1時間早い朝8時から入園できる「アーリーIN」チケットを土曜・日曜に各日20人限定で予約販売する。

 広報担当の佐藤大輔さんは「園は高低差のある傾斜地にあるため、順々に見頃を迎えるさまざまな品種のバラを楽しんでもらえる。バラに詳しくない人でも、園内にいるガーデナーに聞きながら散策してもらえれば」と話す。

 営業時間は9時〜17時。入場料は大人4,000円ほか。6月下旬まで。