新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸2)が4月16日から、「新江ノ島水族館20周年特別展」を開催する。(湘南経済新聞)

 新江ノ島水族館20周年特別展で展示されるえのすい生まれのカタクチイワシ

 同館は2004(平成16)年4月にグランドオープン。今年20周年を迎えるにあたり、「心からの感謝」をテーマに、新しい展示やショー、イベントプログラムを予定している。

 同館広報の井上麻子さんは「えのすいヒストリーと題して、20年間の歩みを記録写真や動画で振り返る。相模湾大水槽とクラゲファンタジーホールでは、期間中毎日、特別ショーを上演。なぎさの体験学習館では、20周年を祝うものづくりプログラムを開催する」と話す。

 昨年12月から改修工事のため閉鎖していたイルカショースタジアムも工事を終え、リニューアルオープンする。江の島と富士山が望めるスタジアムに併設している、「オーシャンバー」と「スタジアムカフェ」の2つのカフェもリニューアルし、新メニューも登場するという。

 井上さんは「ショップ・カフェ・フォトコーナーでは抽選会も行う。アカクラゲや、えのすい生まれのカタクチイワシの展示、旧館時代からえのすいの人気者だったミナミゾウアザラシ『みなぞう』の等身大パネルなども新設する。えのすいらしい20周年特別展を楽しみに来てほしい」と来館を呼びかける。

 開館時間は9時〜17時(5月3日〜5日は8時〜18時)。期間中、4月23日のみ休館。入館料は、大人=2,800円、高校生=1,800円、小中学生=1,300円、3歳以上の幼児=900円。特別展は7月7日まで。