社会人女子バスケットボールチーム「笠戸ブレイブスター」の発足記者会見が4月16日、下松商工会議所で行われた。(周南経済新聞)

 笠戸ブレイブスター練習の様子

 同チームはこれまで、「日立笠戸女子バスケットボール部」として活動してきたが、チーム強化と上位リーグ参入を目指すため、2024年1月に一般社団法人ブレイブスターを設立。新たなチーム体制を4月からスタートした。拠点は山口県下松市。

 チーム名の「笠戸ブレイブスター」は、最後まで諦めずに挑戦し続ける「勇者(ブレイブ)」と下松市の愛称「星降るまち」から「夜空に輝く星(スター)」「勝ち星」の意味を組み合わせた造語。チームロゴは笠戸大橋とバスケットボールがモチーフ。マスコットキャラクター「ユニちゃん」には一致団結を意味する「United as one」の文字をあしらった。

 所属選手が現在10人。全員山口県外出身で、下松市内の企業に勤めながら練習に励む。梅田貴之ヘッドコーチは「平均身長は低いが、みんなでしっかり守り、スピードを生かした攻撃で勝利を目指したい」と話す。キャプテンの山永友美選手は「目標は、西日本地域リーグとチャンピオンシップの優勝。勝利のため気持ちを一つに、戦い抜きたい。地域の皆さまに応援されるチームを目指したい」と意気込む。

 池部宏代表理事は「最後まで諦めない姿を通して、見ている人に感動を伝えるバスケットボールを目指し、地域とともに歩むチームづくりを進めていきたい」と力を込める。