ソフトクリーム専門店「いずみおじさんのソフトクリーム」(鳥取市福部町)が4月28日、鳥取砂丘にオープンした。(鳥取経済新聞)

 いずみおじさんのソフトクリーム

 テイクアウトに特化し、鳥取砂丘に観光で来た人に地元の食材を使ったソフトクリームを提供しようと創業した同店。一番の人気商品はバニラソフト(450円)で、二十世紀梨ソフト、抹茶アフォガード(それぞれ650円)が次ぐという。そのほか、チョコ(600円)、はちみつ(650円)、黒蜜(550円)、コーヒーアフォガード(600円)などもそろえる。シェイク(550円)、コーヒー(350円〜)、カプチーノ(500円)などドリンクも提供。

 店主の中尾大司さんは「専用の機械は、イタリアの大手メーカー『カルピジャー二』のものを使っており、ソフトクリームがきめ細かく作れるので口溶けは滑らか。大山の生クリームを原料に使ったり、地元の蜂蜜や抹茶も使ったりしている。抹茶は都度、たてている」と話す。

 「鳥取砂丘は観光客に対して飲食店の数が少ない。遠くの駐車場に車を止めて歩く人も多いので、テイクアウトで気軽に食べられるソフトクリームを味わってほしい。ゴールデンウイークはたくさんの人に来店してもらえたが、時期によって客数の波がある。今後は、できるだけ旬の素材を使って商品の幅を広げていきたい。夏にはかき氷を販売し、秋には栗や芋を使ったりするつもり。観光客だけでなく、地元の人にも来てもらえるようにしていきたい」と意気込む。

 営業時間は9時〜16時30分。