一人一人に合った体育を―。宮崎市の特別支援学級教諭・長曽我部博さん(58)と宮崎大名誉教授の草野勝彦さん(82)らが7年かけて、障害のある子どもの体育指導の専門書を出版した。障害児教育に携わる各執筆者の詳細な実践例や研究成果を集録。2人は「体育を面白いと感じ、大人になっても運動を続けてもらうことが大切。指導現場で役立ててほしい」と思いを込める。