ニューバランス「ML725 AB」をチェック!

ニューバランス「ML725」は心まで軽くなる“心地いいスニーカー”/編集長 奥家の「コレ買いです」Vol.2の画像一覧

モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。今回は、にわかに注目を集めているニューバランスの「ML725」を試し履き!

“ちょいレトロ”なデザインがドンズバ!

ニューバランスとのはじめての出会いは「1400」でした。品質を追求するあまり、一度は商品化を断念したという逸話もある名作。「スニーカー界のロールスロイス」としても知られる一足ですね。初めて履いたときの衝撃は今でも忘れられません……!

それからすっかりニューバランスにハマり、900番台や1000番台もちょいちょい購入。最近では、もっぱら「90/60」で休日を過ごしています。

ニューバランス「ML725 AB」¥14,850(税込)

ニューバランス「ML725 AB」¥14,850(税込)

そして今回試したのが、「ML725」です。

ニューバランスの2000年代のランニングスタイルからインスパイアされた流麗なデザインで展開する人気のLIFESTYLEモデル(公式webサイトより)

解説にある通り、ちょっと時代感を感じさせるこのデザインが本当にいいんです!

ニューバランス「ML725 AB」を吟味する編集長・奥家2000年代のランニングスタイルからインスパイアされた流麗なデザインモダナイズされているとはいえ、全体からにわかに漂ってくる、なんともいえないレトロ感。“野暮ったさ”とまでいうと語弊があるかもしれないけど、大ブームを巻き起こしたダッドスニーカーにも通じる存在感や味わいを感じさせるんですよね。

最近のニューバランスの新作はハイテクなテイストが多めで、もちろんそちらも独特の魅力があるのですが、何十年にもわたってブランドを追い続けてきた身としては、どうしてもこの手のデザインに惹かれてしまいます。

足を包み込むような感覚がたまらないリラックスしたいシーンはもちろん、セットアップで極めた装いにも「ML725」は合うんじゃないかと思っています。最近のセットアップは若干ゆるめのシルエットがトレンドですし、ほどよくボリュームのある「ML725」とマッチするんです。

そのデザインに惚れるこのベージュカラーもいいんですよね。ナチュラルで、肩肘を張る感じがなくて。今どきな装いにも合わせやすい筆頭格のカラーだと思います。

とにかく抜群のクッション性に驚いた!

さっそく試着ニューバランスのスニーカーといえば、やっぱり履き心地も気になるところ。実際に履いて、試してみました。

抜群の履き心地やっぱり、すごいんです。クッション性。足裏にふかふかとした心地よい感触があって、着時の衝撃を和らげてくれます。ほんと、どこかへ行きたい気持ちを加速させてくれます。

クッション性に優れたC-CAPミッドソールミッドソールには、クッション性に優れた「C-CAP」を搭載。さらに荷重がかかるかかと部分には、衝撃を緩和させる「ABZORB(アブゾーブ)」を採用。これらニューバランスの独自技術が、快適な履き心地を実現してくれています。

印象的なアッパーデザインさらに特筆すべきなのが、ただソールが柔らかいだけでなく、安定感もしっかりしていること。そこが不十分だと、歩いたり走ったりするのに必要な力が伝わらず、逆に疲れてしまいます。「ML725」は左右に立ち上がったミッドーソールやインソールが足をしっかり支え、アッパーも包み込むようにホールドしてくれました。シューレースも、甲の高い位置をキュッと締めやすいデザインになっています。

アウトソールに耐久性の高いNduranceラバーを採用アウトソールには、グリップ力と耐久性の高い「Ndurance」ラバーを採用。削れにくいため、ランニング用としてガンガン使いたい人にもおすすめできます。

【総評】履けば心まで軽くなる一足!

細部まで出来をチェックモノ選びの際は、得られるであろう体験を想像して「どれだけの高揚感をもたらしてくれるのか?」が大事だと思うんです。シンプルに言い換えれば、「テンションがアガるか?」。そういった意味では、このニューバランス「ML725」はものすごく優等生なんじゃないでしょうか。

普段使いはもちろん、ランニングだって行ける。それに履き心地が抜群だから、移動時のストレスも軽減してくれるし、なによりカッコいい。

履くと心まで軽くなる、そんな一足です。

ニューバランスジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-7120
公式webサイトはこちら

構成/横山博之 撮影/村本祥一(BYTHEWAY) スタイリング/小林知典