【傑作カバン大賞】忖度なしでガチ審査！スマホショルダーバッグ部門ベスト5「実用性はもちろん“高級感”も大事！」

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ライフスタイルの多様化が加速するなか、世間から求められているカバンとは一体どんなものなのでしょうか。「今本当に求められているカバンは？」をテーマに、この一年で発売された傑作カバンを厳選、それらをプロが審査してみました。

今回は「スマホショルダーバッグ」部門ベスト5をご紹介。新時代にふさわしい『カバン・オブ・ザ・イヤー2024』のNo.1に輝いた傑作カバンに注目です！

「カバン・オブ・ザ・イヤー2024」審査員と審査方法は？

忖度なしのガチ審査を実施すべく、10名のカバンのスペシャリストが集まりました。審査員と審査方法はこちら。

10名のスペシャリストが審査（五十音順）

5つの項目で総合的にジャッジ！

各部門、2023年1月〜2024年1月発売のカバンから厳選。デザイン、素材、縫製、使い勝手、コスパの各10pt／合計50ptで審査。

バツグンの高級感と使い勝手のよさが両立！これひとつでお出かけできる

今最も活況にあふれているジャンルといえるのが、このスマホショルダーバッグだ。外出時に必要なスマホと財布を一緒に持ち歩くというスタイルに即して、多くのブランドが意欲的な新作を次々に開発している。特に最近は「見栄えのよさ」「実用的ながらシンプルな構造」など、実用性に加えて見た目を重視する向きが強まっているようだ。

岡藤さん「シュリンクした風合いややわらかな風合いなど、ドレステリアが採用したイタリアレザーのスマホショルダーは高級感にあふれ、持っていて気分が上がりそうです」

小林さん「ラグジュアリー感がありますよね。非常にキレイな仕上がりで、男性はもちろん女性にもおすすめしたい製品です」

坂本さん「Ｌ字ファスナーから中の現金にアクセスしやすいのもいいですよね。ストラップを取り外してバッグインバッグスタイルにすると、一般的な財布感覚で使えてしまいます」

栃木さん「見た目以上に収納力に優れているところも見逃せません。そのままタッチ決済できるよう、背面にカードポケットがあるところもうれしいポイント。スマホショルダーバッグが目指すべきひとつの理想形だと思います」

【第5位】ジェンダーレスなシンプルデザインを実現！

ワンマイルの外出を快適に楽しむべく開発されたスマホショルダー。余計な装飾を削ぎ落としたデザインで、正面はシンプルにまとめ、ウォレット機能を提供するカードポケットやファスナーポケットは背面に集約した。スマホやカードを取り出しやすく、決済も容易。W13×H18.2×D1.5㎝

背面には、片ササマチ仕様で開きやすいファスナーポケットと3つのカードポケットを配置している。

「大きく開くから使いやすかった！」（岡藤さん）

【第4位】味わい深まるエイジングレザーが所有欲をくすぐる！

使うほどに味わいが増す栃木レザーのヌメ革を使用。スマホが入るメイン収納の開口部にはアンティーク調ツイストバックルを採用し、全体的にヴィンテージな風合いを醸成。背面にはコインポケットをレイアウトし、折りたたんだ紙幣や小銭と一緒に持ち歩くことができる。W13×H21×D4.5㎝

背面にL字ファスナーのコインポケットを配置。ファスナーが直接体に当たらないよう、工夫されたデザインになっている。

「コインポケットが使いやすそうです！」（坂本さん）

【第3位】紙幣を折らずに収納できて実用性に優れた独自構造！

ホックボタン留めのフラップを開けると、スマホ収納とカードポケット、コインポケット、札入れの4つのスペースにアクセスできる独自構造。必要なモノをサッと取り出せる。背面の下部にもカードポケットがあり、タッチ決済用カードを入れておくのに適している。W10.5×H19×D1.5㎝

フラップを開けるだけですべてにアクセス。コンパクトサイズながら、紙幣を折らずに収納できるのも珍しい。

「小銭も紙幣も取り出しやすい！」（栃木さん）

【第2位】極限まで無駄を削ぎ落としたミニマルシックなスタイル！

上質な質感と心地よい落ち着いた雰囲気を追求したカーマシリーズのスマートフォンショルダー。熟練職人による丁寧な縫製と断面の磨きも魅力。大型ファスナーポケットとカードポケットを備え、コンパクトウォレット機能を備えた。スリムな仕立てでアクセサリー感覚でも使える。W11.5×H18㎝

ヨーロッパ産の原皮をイタリアにて鞣したレザーを立体的に縫製。シンプルかつ極力薄く仕上げているのが特徴で、着用時のわずらわしさを低減する。

「シンプルなところに高級感がありますね！」（小林さん）

上品な光沢を放つエクセラファスナーを使ったメイン室には、2つに折った紙幣や小銭などを入れられる作り。背面には3つのカードポケットを備えている。

「収納性もあるし品も感じさせます！」（坂本さん）

手に吸い付くような上質感！

【第1位】実用性の高さに加えイタリアンレザーによる高級感に票が集まった！

コンパクトながらスマホケースとウォレット機能を融合させたモデル。イタリアのタンナーが仕上げたレザーは柔らかくしなやかな風合いが特徴で、身につければ大人な雰囲気に格上げするアクセサリーとしても役立ってくれる。W10.5×H19.5×D2㎝

ほどよいサイズ感でスマホの出し入れも容易。開口部にはマグネット留めのストラップがついているため、激しく動いたときの万一の落下も防いでくれる。

「スマホもサッと取り出せます！」（岡藤さん）

ショルダーストラップはナスカンで簡単に着脱することが可能。バッグインバッグスタイルにすれば、普通の長財布と同じように扱うことができる。

「普通のL字ファスナー財布感覚でも使えます！」（小林さん）

高級感があり、手馴染みもいいイタリアレザーを採用。シュリンク型押し加工が施されているため、ちょっとした傷や汚れがあっても目立ちにくい。

「イタリアレザーがラグジュアリーです！」（栃木さん）

背面下部に2つのカードポケットをレイアウト。ICカードを入れておけば、ポケットに入れたままでも駅の改札や店舗の読み取りリーダーにタッチできる。

「カードポケットが背面にあるのも便利！」（坂本さん）

ポケット内の収納も充実！

取材・文／横山博之　撮影／坂下丈洋（BYTHEWAY）　スタイリング／小林知典　モデル／タカシ