【3月31日はイースター】「コロンバ」って知ってる?ドンクから登場している気になるイタリア伝統菓子を実食してみたの画像一覧
近年、日本でも徐々に浸透してきているイベントのひとつといえば「イースター」。 その際にはどんなことをする行事なのかイマイチ分かっていない人も多いかもしれませんが、個人的にはタマゴやウサギのイメージが思い浮かびます。みなさんはいかがでしょうか。
今一度おさらいしておくと、イースターとは復活祭のこと。2024年のイースターは3月31日です。イタリアではこの復活祭を「パスクア」と呼び、国民行事とされているそう。家族や友達が集まってごちそうを食べてお祝いする、クリスマスに並ぶほどの一大イベントなんだとか!さて、ここでご紹介したいのはパスクアで欠かせないイタリアの伝統菓子『コロンバ』です。神戸生まれの老舗ベーカリーである「ドンク」で期間限定で登場しているとのことで、気になる味を確かめてみました。
『コロンバ』ってどんなお菓子?
『コロンバ』という言葉も初めて耳にしたという人も少なくないのでは?『コロンバ』は、イタリア語で「鳩」を意味しており、その言葉の通り鳩の形に見えるお菓子です。なかなかお目にかかる機会のないそんな伝統菓子をドンクでゲットしてきました。
白い鳩は復活の象徴で平和のシンボル。幸せを告げるとも言われているそうで、なんだか縁起がいいですよね。パスクアの前になると、ケーキ屋さんやバールのウィンドウにこのお菓子が飾られるらしく、想像すると素敵です。
なお、実はドンクでは、1970年代からイタリアより技術者を直々に招いてイタリア伝統菓子の技術を学んできているそう。1985年には北イタリア発祥のブランド「サンレモ」と技術提携もしており、かなり本格派なんです。どんな味わいなのかどんどん期待が高まります!いただいてみましょう。
ふんわり&しゃりしゃり、食感のハーモニーがクセになる
まず袋を開けた瞬間、砂糖の甘やかなにおいが溢れてくる……!どこか素朴でほっこりとした優しさに包まれるよう。あられ糖がたっぷりのったビジュアルがかなりインパクト大です。アーモンドペーストものっていました。カリカリ、しゃりしゃり系のトッピングとなっています。
そしてこれが側面の様子。ほんのりとオレンジがかった明るい黄色の生地がパッと目に飛び込んできますね。麗らかな春の日和を感じさせる色味に思わずにっこり。バターと卵がたっぷり使用されており、ふんわりとした焼き上がりも眩しいです。中に入ったオレンジピールにも注目したいところ……。
味わいとしては、あられ糖の印象が強かったため、甘いのかな?と想像していましたが、意外にもオレンジピールが全体をさっぱりさせてくれるので、甘すぎない。
まったく重たくなく、この大きさだとぺろりと完食できちゃいます。カロリーには要注意ですが……!(笑)ちなみに日持ちするのも嬉しいですね。
あられ糖の甘さとオレンジピールの爽やかさの絶妙なバランスが見事でした。鼻に抜けるアーモンドペーストの香ばしさもアクセントとして効いています。また、ふんわりとした軽さに輪郭を与えるようなあられ糖の食感も楽しかった!甘さ・爽やかさ、ふんわり・しゃりしゃり……このように味・食感ともにバランスが取れているなというのが食べてみた感想です。なお、そのままはもちろんですが、オーブントースターで軽く温めて食べるのもおすすめ。表面が少しカリッとして美味しさの幅が広がります。
パーティー向けの大きいサイズも!?
実は先ほどいただいたのは小サイズ。なんとサイズ違いの展開もあるのでご紹介します。みんなでワイワイ集まるときにピッタリだろうその大きさをご覧ください。
比較でiPadを並べてみました。とにかく大きい。
手のひらを置いてみたりもしましたが、それよりも圧倒的に大きい。持ってみたときの重量感にもびっくりしました。
小サイズと大サイズの違いはこんな感じ。小サイズ自体も結構ボリューミーで満足感◎でしたが、大サイズはそれ以上(私の持っている大皿で色々試しましたが、大きすぎてのりませんでした)。絶対にホームパーティーに向くと思います。出てきたときのサプライズ感もすごそうです!
コロンバ(大) ¥2,484
コロンバ(小) ¥648
発売ブランド:ドンク、ドンクエディテ、ジョアン、マリー・カトリーヌ(全国163店舗)
発売期間:〜2024年4月2日(火)
一部カフェ併設店では、ドリンクとともに楽しめる「コロンバセット」も登場しているとのこと。テイクアウトはもちろん、対象店舗を見かけたらイートインでほっとひと息つくのも最高ですね。今年のイースターは、いつもよりちょっぴり本格的に過ごしてみませんか?この時期しか食べられないドンクのこだわりの味わいをぜひ楽しんでみてください!