【W＆WGで発表】2022年モデルと対をなすトゥールビヨンをもって「グランドセイコー Kodo」“光と影”のコンセプトが堂々完結！

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セイコーウオッチは、時計業界最大級の新作見本市「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ」にて、安定した高精度を実現する世界で唯一の複雑機構を搭載した「グランドセイコー マスターピースコレクション Kodo コンスタントフォース・トゥールビヨン」を発表。12月6日（金）、グランドセイコーブティックにて発売を予定している。

グランドセイコーは、2022年にブランド初の機械式複雑時計を生み出している。その腕時計は、独創的な機構が生み出す音色と表情から、心臓の鼓動を意味する「Kodo」と名付けられ、グランドセイコーの新たな領域を切り開くとともに、その年のジュネーブ時計グランプリにおいて、卓越した精度を備えた時計に贈られる「クロノメトリー」賞を受賞。時計史に新たな1ページを刻み、名機として知られることになった。

ムーブメントを“宵闇”のような艶やかな黒一色で仕上げた前作の「Kodo」に対して、本作は夜明け前の闇に淡い光が差す“薄明”のような、静やかなシルバー色に仕上げている。

積層された340を超えるパーツを同じ色彩に仕上げ、光が透過するための十分な空間を作ることで、パーツの細部に至るまで光のグラデーションを生み出し、時とともに変わり行く夜明け前の空のような美しい情景が広がる。さらに、前作で随所に使われていたルビーに替え、ムーブメントの仕上げと共鳴するかのようなブルーサファイアを使用。

なお、本作に搭載される「キャリバー9ST1」は、てんぷが毎秒8振動しながら、内側のトゥールビヨンキャリッジが滑らかに回転し、外側のコンスタントフォースキャリッジは、その回転に追従して1秒に1回の間隔で回転するので、まるでコンスタントフォースがトゥールビヨンを追いかけているかのような動きを見ることができる。

また、てんぷから生まれる1秒間に8回の刻音と、コンスタントフォースが刻む1秒間に1回のリズムにより、音楽でいう16ビートを奏でるという。独創的な動きと音を併せ持つこの複雑機構こそが、本品を世界に類を見ない腕時計たらしめているのだ。

ストラップには、前作に続き、なめしと漆塗りの技法を融合させた日本古来の「姫路 黒桟革」を採用。天然素材でなめされた革に白漆を塗り重ねることで、独特の風合いを帯びた色に仕上げている。

付け替え用として、チャコールグレーのクロコダイルストラップを付属する。