2023年4月29日、30日の2日間、幕張メッセにて大型サブカルイベント「ニコニコ超会議2023」(略称:ニコ超)が開催中。見どころ満載の同イベントのなかから、本記事では屋外で展開したコスプレエリアにクローズアップ。初日の会場を彩ったコスプレイヤーたちの写真を、レポート記事とあわせてお届けしよう。

「ニコ超」とは、“ニコニコのすべて(だいたい)を地上に再現する”をコンセプトに掲げ、2012年よりスタートした、ニコニコユーザー向けの参加型複合イベント。ネット会場とリアル会場という2つの枠組みがあり、オンラインでは4月22日より様々な企画が展開中。

幕張メッセでの開催は“リアル会場”という位置づけで、伝統と最新技術が融合した「超歌舞伎」から、“歌ってみた”や“踊ってみた”といったニコニコではお馴染みのジャンルのスペシャルステージまで展開。ほかにもボーカロイドやVTuber、ゲーム、アイドル、自衛隊、痛車、料理など、さまざまなコンテンツのブース・ステージがずらりと並び、ホール内は終日、大盛り上がりとなっていた。

一方、屋外に設けられたコスプレ推奨エリアを覗いてみると、こちらにも大勢のコスプレイヤー&カメラマンが集結。ニコニコらしく、“ジャンルを問わず、あらゆるカテゴリーのコスプレを楽しめる”点に魅力を感じ、遠方から駆けつけたコスプレファンも多く、各所で写真撮影や交流を楽しむ姿が見られた。

ちなみにコスプレイベントといえば、レイヤー陣の衣装を通して、その時期に旬のアニメや映画、ゲーム、漫画などを分析できる点も、参加するうえでの楽しみのひとつ。この度の「ニコ超」では、「【推しの子】」「機動戦士ガンダム 水星の魔女」といった放送中のテレビアニメや、現在公開中の大ヒット映画『THE FIRST SLAM DUNK』などが人気で、これらのキャラクターに扮したコスプレイヤーが集結。

さらに、公開を迎えたばかりの『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』にあわせて「スーパーマリオ」シリーズの二次創作キャラクター、クッパ姫やキングテレサ姫のコスプレで参加していたレイヤーもいて、それぞれに撮影のための長蛇の列ができていた。

またゲーム作品では、間もなくハーフアニバーサリーを迎えるスマートフォンゲーム「勝利の女神:NIKKE」が人気で、ホール内には同作の特設ブースも出展。人気コスプレイヤーの伊織もえらが、主要キャラクターのコスプレで駆けつけ、会場を沸かせた。

MOVIE WALKER PRESSでは、2日目となる本日の「ニコ超」にも取材参加しており、こちらのリポート記事も改めてお届けするので、ご期待いただきたい。

取材・文/ソムタム田井